私の修論が参考文献に上がっていました。一介の塾講師としては、嬉しいです。

2001年1月に東大数理に提出された私の修士論文ですが、それから25年が経過した現在でも、出版(論文雑誌に投稿)されてしかるべき論文であることが分かり、現在、がんばって出版に向けて動いています。それで、四日前の気づきです。私の修論は、2004年に一度、引用されています(T.Ichikawa, Teichmuller Groupoids, and Monodromy in Conformal Field Theory, Commun. Math. Phys. 246, 1-18(2004))。つい最近まで、私の修論は出版されておらず、インターネット上にもないので、世界に数部しかないと思って来ましたが、このたび、当時の指導教官の先生と二十年ぶりにつながり直す等の出来事により、どうやら、当時、中村博昭先生(岡山大、当時)を中心に、岡山大や北大の先生が、このことに関連する勉強会を行われたそうであり、それで、私の修論をお持ちの先生は、ときどきおられることを知ったわけです。
それで、私は2006年に東大数理を去り、中高の教員となり、その時点で、数学の世界では私は行方不明になっており、ほかにも参考文献で私の修論に触れた方はおられたかもしれない・・と思い、それを、四日前、ツイッターで、田中公大さん(@tanakakimihiro2)に申しましたところ、以下のものを教えてくださいました。中村博昭先生の、「曲線のmoduli空間の基本群へのGalois作用」という、2004年度整数論サマースクール「基本群とガロア表現」報告書所収と書いてあるものの、参考文献に、私の修論が上がっているのです。以下をご覧ください。[Fuc]というのが私の修論です。
http://www4.math.sci.osaka-u.ac.jp/~nakamura/ss2004nakamura.pdf
私が岡山大で中村先生の招きで120分の講演をしたのが同年の11月で、これよりも少し後です。
また、きのう、同じ田中さんが気づいてくださったもので、市川尚志先生(佐賀大)の、2006年10月の、東大での講義録があります(Arithmetic Geometry on the Moduli Space of Algebraic Curves)。これにも参考文献として私の修論が上がっています。[Fu]です。
http://ichikawa.ms.saga-u.ac.jp/tokyo06.pdf
このころ、私はもう東大の学生でなく、高校教員として大変つらい日々を送っているころですね。思い出したくない・・・(笑)
一介の塾講師としては嬉しいです。投稿をがんばって参りたいと思います。どうぞ、応援してくださいね!
(アイキャッチ画像は、中村先生とSchneps先生の2000年の論文の、私の持っている古いコピーです。)
