2024年7月– date –
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「傾向」という概念から「普通」という概念へ、そして「障害」「障害者」という概念へ(2)
前回からの続きです。傾向という概念が偏見と紙一重であることを見ました。ここから、「普通」という概念が導出されることを見ます。(第1回は最後にリンクをはります... -
名を正す。以下の言葉の意味は何か。「円の面積を求める」「方程式を解く」「2つの角が等しい」(1)「円の面積を求める」
「名を正す」とは、論語に出てくる言葉で、物事を本来の名前で呼ぶことであると私は捉えています。このたびは、3回のシリーズで「円の面積を求める」「方程式を解く」... -
久石譲さんの「風のとおり道」(「となりのトトロ」より)(ヴァイオリンとピアノによる)を採譜した日(2019年12月25日)(動画あり)
学校で事務員をしていた時代の話になります。いまから5年前です。教会の仲間で、ある別の仲間が2019年度で教会を去ることになっており、送別会で、この久石譲さんの「... -
世界的フルート奏者ジェームズ・ゴールウェイの還暦記念コンサートを聴いた(1998年5月5日)
またクラシック音楽関連の昔話をさせていただきますね。1998年5月5日、学部4年のときに、世界的フルート奏者であるジェームズ・ゴールウェイの還暦記念コンサートを聴... -
「傾向」という概念から「普通」という概念へ、そして「障害」「障害者」という概念へ(1)
以下は、過去に書いたことのあることのまとめかもしれません。しかし、全体をお読みいただきますと、新しいことも書いていると思いますので、どうぞお読みいただけたら... -
「たぶんそうだろう」という論理(クラシック音楽はなぜあんなに長いか)
小学校の算数の教科書を見ていますと、「平行四辺形の向かい合う辺の長さは等しい。また、平行四辺形の向かい合う角の大きさは等しい」と書かれています。こういうのは... -
数で表されるはずのないものを数で表しているのは「遊び」
あるときある仲間がテレビでM-1グランプリを見ていました。私は、それは漫才そのものがおもしろいのか、それとも点数化されて勝ち負けが決まるところがおもしろいのか、... -
ストコフスキー指揮によるドヴォルザークの「新世界より」(楽譜による「ストコフスキーマジック」のタネ明かしあり)
前にも書いておりますが、私はレオポルド・ストコフスキーという往年の大指揮者のマニアです。17歳くらい(高校3年生)から好きで、48歳になる今でもストコフスキーを... -
「雰囲気のいい職場」と「嫌な上司」と「大船に乗ったようなおおざっぱな賢さ」のお話
私は一か所に勤めた経験しかなく、職場の雰囲気の良し悪しは比較のしようがないのですが、以下のような話をかつてQuoraで読んだことがあり、直観したことがあります。(...