函館と数学

学生時代の数学に関する雑談を書きます。

北海道へは1996年と1997年の2回、行ったことがあります。1997年のときのことです。学割をもらおうと、東大数理(当時は学部生だったので、東大理学部数学科ですが)の事務の窓口に行きました。親切なベテランの女性の事務員さんがおられ、よくお世話になりました。行き先を書かなくてはなりませんでした。学割を使う行きの目的地は、函館でした。私は「函館」の字が書けませんでした。今と違って、スマホはなく、携帯電話もなく、その場で漢字を検索して調べることはできません。まごまごしていると、その事務員さんがおっしゃいました。「かんすうのかんですよ!」。私が数学科の学生だからおっしゃったのでしょう。私の時代ですでに「かんすう」は「関数」と書きましたが、昔は「函数」と書いたのです。古い日本語の数学の教科書を読むと「函数」と書いてあります。その事務員さんは「函数」と書いた時代の人なのですね。

それで、そのときどうやって「函館」と書いたのか、思い出せませんが、さっき、「函数」と書いてある教科書を読んで、この思い出を思い出した次第です。本日は短い話でした。

その、1997年の函館行きの話は、かつてブログに書いたことがあります。以下にリンクをはります。

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