自伝風の読み物 ⑧ 葉層構造(しましまのトポロジー)

小学校に上がる前の記憶だと思います。シマウマのしま模様に興味を持っていたことを思い出します。小さいころ、動物の図鑑を持っており、ぼろぼろになるまで読んだものです。動物園で実物のシマウマを見たのはいつでしょうか。幼稚園の年長のときだったように思います。
49歳になった今年(2025年)、4月に久しぶりに動物園に行きました。シマウマを見たときに思い出したことがあります。小さいころの私は、シマウマのしま模様に興味を持っており、それは、葉層構造(foliation)としての興味の持ち方だったな、と思ったのです。
シマウマの絵はうまくかけませんが、以下、ご容赦ください。以下のように、しましまをかいていきます。シマウマの首は局所的にアニュラスであり、普通のしましまがかけます。胴体のほうもそうです。もっとも腹のほうにはしまがなかったりしますけれども。足も同様です。(前足は2つありますが、当時の私がどこまで考えていたのかはよく思い出せません。前足2つを考えると以下の話はかなり難しくなるので、そこは考えていなかった気がします。)それで、図のように、首と胴体と足の中ほどに、しまが3つに分かれるところができるのです。

これは、シマウマのしまをかくとき、どうしても生じる点で、非常に気になりました。これがうまくかけないと、シマウマを紙にかくことはできないのです。
それで、首と胴体と前足のところは、そのようにしまをかけばよいわけです。後ろ足のところも同様にすればよいでしょう。前足の上のほうと同じようなしまをかいてみました。

それで、改めて図鑑をみてびっくりしました。確かにそういうしま模様のシマウマもいたのですが、以下のような模様のシマウマもいたのです。

なるほど。後ろ足はそういう模様でいいのか。(後ろ足も、2本あることは考慮していなかったと思います。)後者のようなしま模様であれば、さっきのようなしまを3つにわける点はなくてよいわけです。
これはおそらくシマウマのしましまへのトポロジカルな興味の持ち方であったと、49歳になって小さいころの自分を振り返った次第です。
最後に、2025年4月に久しぶりでシマウマを見てこの話を思い出したときに撮った写真を載せますね。(どこの動物園でしょう。)

