愛とは賢さである

また、当教室での授業のようすを公開させていただきますね。公開に当たり、ご本人様および親御さんの許可は得ております。

小学校高学年のお子さんです。学校の成績には表れないような「真の賢さ」をお持ちの生徒さんです。親御さんともども「大船に乗った」ようなかたです。そんな生徒さんとのやり取りで学んだことがあります。以下に2点、ご紹介したいと思います。

1点目は、その生徒さんは、「プレゼント」というものを大切にしておられる、という点です。誕生日プレゼント、クリスマスプレゼント、などをすごく大切にしておいでです。先日は、小学校の入学祝いにもらったという目覚まし時計が壊れ、買い直したとのことでしたが(新しい目覚まし時計を見せてくださいました)、とてもプレゼントを大切にしておられることがひしひしと伝わって来ます。

それで、親御さんが、とてもよく考えて、プレゼントを贈っておられるということにも気づかされました。「プレゼントを贈る」という行為は、極めて知恵を使う行為です。いかなる物を贈ったら、その人が喜ぶか、知恵をしぼって考えねばなりません。こういうのはたとえばAIからは出ない賢さだと思います。愛とは賢さです。贈り物とは、真の賢さのいる行為でした。その生徒さん、および親御さんは、非常に賢く、愛情にあふれたかたがたなのでした。

その生徒さんは、クリスマスプレゼントには、いろいろな本をもらったそうです(本の好きなお子さんなのです)。本のお話をしたこともあります。昨年のクリスマスには「小公女」や「あしながおじさん」などの本をもらったそうです。それらの本をとても大切にしておいでです。また、幼稚園生であったころにもらったボールペンもとても大切にしておられます。もうインクが出なくなったそうですが、宝箱にしまってあるそうです。

もうひとつは、その生徒さんは、およそ2か月後に、お友だちと、遊びに行くことになっている、というお話でした。日曜日にお友だちと遊びに行くそうです。どこに行くか、いま、学校の休み時間は、もっぱらその話で持ち切りだそうです。「休みの日にお友だちと遊びに行く。どこへ行くべきか」ということを考えることも「真の賢さ」を要求されることです。真剣に考えねば、いい知恵は出ません。これもAIからは出ない知恵でしょう。

いまのところ、ショッピングモールに行くことにしているそうです。男子2名、女子2名くらいで行くことになっているそうです。楽しそうですね!

愛とは賢さである。そして、この生徒さん、および親御さんは、真の賢さを持った、愛にあふれた人でありました。

私も勉強になっております。「真の賢さ」とは、相手が喜ぶプレゼントを考えることであり、みんなで行くと楽しいところを考えることでありました。ありがたい生徒さんです。これからもご一緒に「真の賢さ」を追求して参りたいと思います。

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